クラスの友だちが登園してくると「おはよう!」と嬉しそうに声をかけたり同じ遊びをしようと真似っこしたりと徐々に友だちへの関心が生まれていると感じます。
「同じ玩具・場所がいい」「一緒にしたい」など子どもたちの思いもしっかりと育ってきた中で、時には友だちと思いの違いによりトラブルに発展することもあります。まだ自分の思いを言葉で伝えることが難しく、怒ったり悲しい気持ちを叩いたり噛みつこうとしたりしてその子なりの方法で一生懸命に伝えようとしています。そんな時は「これが欲しかったね」・「一緒にしたかったんだね」などそれぞれの気持ちをしっかり受け止め、「ちょうだいだね」などと代弁することを大切にしています。言葉にならない思いを大人に代弁し、一緒に伝えていくことの繰り返で徐々に言葉でのやりとりができるようになってきます。また、自分の思いを受け止めてもらう経験により、気持ちに少しずつ気づいていくきっかけともなってきます。子どもたちにとって、友だちとの関わりが楽しく心地の良いものとなっていけるといいなと思います。
園庭に出ると、三輪車に乗っている子が多く保育士を見つけて「よーいドンしよ」と誘いに来てくれる子がいました。それを見ていた周りの子ども達も一緒になって三輪車で競争が始まりましたよ。自分がゴールすると終わりなのではなく、「頑張れがんばれ~」と応援したりそっと友だちの三輪車の後ろに行っておしてあげたりする優しいすみれぐみさんの姿も見られほっこりしました。遊びを通じて、勝ち負けを知り“負けてしまうと悔しい”という気持ちに気づいて涙する子の姿も増えてきて成長を感じています。悔しい気持ちを受け止めると共に、“また次がんばろう”と前向きな気持ちで取り組めるように子どもたちの気付きも大切に関わっていきたいと思います。
今日は、待ちに待ったクリスマスパーティー♪数日前から、ゲームや準備物を考え楽しんできました。今日は、朝からゲームの準備をみんなでし、始まる時間は9時35分なのに待ちきれず、お部屋でソワソワ…!時間が来て「メリークリスマス!」の合図で始まりました。みんなで考えたゲームをしたり、クリスマスバージョンのじゃんけん列車をしたり、とっても楽しそうな子どもたち。自分たちで計画したからこそなのだなと感じました。給食もクリスマスメニューで美味しそうに頬張っていましたよ。終わりが近づくと「もう、おわっちゃうのか~」とちょっぴり寂しそうな表情にもほっこりしました。
日頃から、絵本を読むのも、自分なりに言葉を並べてお話を作るのも大好きな子どもたち。そんな子どもたちの姿があったので、白い紙を束ねて絵本作りに挑戦…!自分なりにストーリーを考えて、絵を描きはじめました。「かぶとむしさんととかげの戦いだよ」「パトカーがきました」などストーリーが繋がっていて驚きました。発表会でもセリフを考えたり、表現することを楽しんできたので、自分で言葉を考えて繋げていくこともできるようになってきたんだなぁと思いました。色々な形で子どもたちが表現することの楽しさを感じられるようなあそびをしていきたいです。
今日は、お兄ちゃんお姉ちゃんたちの発表会の練習を見にいきました。
「次はなにかな~?」と興味津々でした。発表会の練習が終わると、「僕もしたかったな~」とボソッと呟く可愛い姿が見られたり、実際に舞台の上に上がって走り回ったり…。子どもたちにとって舞台の上に登ることは少しお兄ちゃんお姉ちゃんになった気分になれるようでした。
昨日、ついにみんなで作ったかまくらが完全に溶けてしまい残念そうな子どもたち。そこで、「こおりをつくろう!」ということになり、昨日の夕方に色々なバケツやカップに水を入れ一晩寝かしました。すると…「こおりできてるー!」と朝から大興奮。「でも、大きいバケツは水が多い」「どうしてかな?」「おひさまがあたるとこに置いてたから?」とみんなで考え、「次は、かげにおいてみようよ」「ばけつに、水を少しだけにして平べったくしたら大きいのできるかな?」と再挑戦していましたよ。子どもたちが考え、発見したことを更に実行しようとしていたので、その姿を知らないお友だちにも伝え、みんなで実験を楽しんでいます♪
今日は、待ちに待ったやきいもパーティー♪数日前から何を焼くかみんなで考えて楽しみにしていました。外で焚火で焼くので、穴を一生懸命掘ったり、野菜を洗って新聞紙やアルミホイルでくるんだり…。子どもたちは準備も楽しそうに夢中でやっていました。やり方が分からない子がいたら「こうやってやるんだよ~」と教えてくれてました。そして、お昼からいよいよ焚火で焼き、「まだかな~」と待ち遠しそうな子どもたち。「おいもを食べたいから給食少なくしたんだ~」と言う子もいて可愛らしかったです。ようやく完成した野菜を食べて「おいしーい」「あったかいね」と幸せそうな表情で頬張っていました。外でのクッキングはいつもと違った経験で新鮮でした♪
丸太の椅子や長椅子、園庭の遊具を使いアスレチックを作って遊ぶ子どもたち。作ったコースを試してみて、”こっちの方がいいかも”と配置を変えて、面白いと思える物を作り上げていましたよ。丸太の椅子はまるで綱渡りのような一本橋になっていて、渡る時はみんな慎重です。両手を広げてバランスをとったり体の向きを変えて進んだり…。遊びの中でバランス感覚や体幹が自然とついていくのでしょうね。一緒に楽しみながらも危険がないように見守っていきたいです。
ゆりさんがお別れ会をしてくれました!何も知らなかった子どもたちは「え~」と驚き、照れ笑い…♡最初に折り紙の素敵なプレゼントを貰って「ありがとう」と言っていましたよ。その後は、転がしドッジをして、初めてだったので「どんなルール?」とゆりさんに聞きながら楽しんでいましたよ♪お別れ会が終わってお部屋では貰った折り紙を出して友だち同士あそんでいました!
以前からも製作やラキューを作るのに、イメージしたものを形にできる力があるなと感じていましたが、最近も更にそう感じることがあります。
ゆりぐみでは子どもたちが作りたいものをイメージして作ったり、それを互いに認め合っていく姿が出てくるといいなと思いあえてラキューなどの説明書を置かないようにしています。
今日はラキューで一緒に遊ぶのに子どもが棚から作ったものを棚から出しているのを待っていると、「え!これなんか説明書見て作ったの?」と聞くと、「違うよ。自分で考えたんだよ!」と言うのです!その完成度にも驚いたのと、自分でこれを作りたいと思いそれを説明書をなしに形にしていけるのに感心しました!
最初から自分でイメージしたものを形にしてそれで嬉しそうに遊ぶ姿が多かったのですが、今も変わらずその姿はあります。これからも既製なりすぎず、イメージしたものを形にする姿を大切にしていきたいと思います。