制作コーナーでは「えほんつくろう!」と言って自由画帳をくっつけて絵本を作っていくのです。別の紙にキャラクターや動物を描くとハサミで切り抜き絵本に貼り付けていました。そこからその動物たちが着る服を紙に書いて色を塗って切りぬくと、何度も貼り換えができるように後ろに輪っかのテープを付けて作っていくのです。着せ替えできるように沢山の服を作ったり、作った服が長くなると「きってもいい?」と言って切ると、切って使わなくなった方を装飾してもう1着服を作っていくのですよ!
また、描いた物にペンがついてしまうと、「ついちゃった!まあいっかい!ここをこうしたらいっか!」と言って間違ってついてしまったものも描き加えて完成させると納得するのです。
遊ぶ中でもいろんなことが起きても、”じゃあこうしたらいっか!”と自分で考えて制作していく子どもたちの姿に驚きと感心が止まりませんでした。
1つの空き箱を2人で取り合っていて、「ジャンケンできめよう!」とお互いに話してジャンケンをするのです。納得してジャンケンをしたものの負けてしまうと「やっぱりほしい」と言って、勝った子は「だってジャンケンできめようっていってしたからいやだよ」と言うのです。
納得してジャンケンをしたけどやっぱり欲しいという思いと、最初に決めたんだから勝った子がもらえるんでしょというお互いの思いがあり、どちらの気持ちもわかり、受け止めていました。
「どうしよう…」と悩んでいると、負けてしまった子が、「ほんとはいやだけど、がまんしてあげる」と言うのです。それを聞いた勝った子は「ん~・・・・」と悩んでいる様子。すると、「いいよ。あげるから」と負けた子に譲ってあげるのです。
このように、状況を理解してほんとうは嫌だけど我慢をしようとする姿や、その姿を知ってやっぱ譲ってあげたいという気持ちが生まれてきたり…と、2人気持ちが揺れ動いているのが目に見えてその子どもたちの姿に嬉しく、感動しました。その2人の気持ちが嬉しくて、今までには見られない子どもたちの姿がだったので、この子どもたちの成長を認めていきたいと思いました!
今日は園庭にアサガオを植えました。朝の会で話をしてたので、外に出ると「わたしもやりたい!」「やってもいい?」とどんどん集まってくる子どもたち。指で土に穴を開け、その中に種を入れるのを見て、”やってみる!!”と自分たちで植えていくのです。途中種を入れた物の上から土をかぶせるのを忘れているところが何か所かあり、「うわ!ここだれかわすれてるよ~(笑)」と言って楽しくやっていましたよ。植え終わると「つぎはみずをあげなくちゃね!」と自分たちで気づいて水やりもやっていくのです!植えたら終わりではなく、ちゃんと水やりまでをやりきる姿に驚きました!
水やりの後に植えたところを見ている子が数人いて、すると…「あ!もうはえてる!」「こっちもはえてきてるよ!!!」と土から出ている葉っぱを見て”水をあげたからもう生えてきたんだ!”と喜ぶ姿がとってもかわいらしかったです。
今日は雨だったのでいつも賑やかな制作コーナーがいつも以上に賑やかになっていました。段ボールで制作するのもだいすきな子どもたちは、「だんぼーるつかってもいい~?」と聞くのです。「いいよ~」と返事すると事務所から段ボールを取ってきて黙々と制作していく子どもたち。子どもたちが制作している様子を見ていると、段ボールの中に赤ちゃん人形が乗っていました!”なにしてるんだろう…”としばらく見ていると、すずらんテープも使ってシートベルトのようにして…チャイルドシートを作っていたのです!その再現度にも驚いたのですが、車を作ってチャイルドシートを作ろう!と思う発想力にも驚きました!!
また、数人で段ボールを合わせて電車を作ったり、3階建ての家を作ったり、子どもたちが考えるあそびはおもしろいなぁと思う事ばかりです。
鬼ごっこするのがだいすきな子どもたち。外に出ると、「おにごっこするひとー?」と聞いて一緒に遊ぶ人を探すのです。”みんなでしたい”という思いが強くなってきたみたいで、遊ぶ子が少ないと「もっとだれかさがそうか~」と探したりする姿もあるのですよ!
みんなで一緒にして楽しかった!という経験があるからこそ、友だちを誘ったり、みんなでしたい!という思いも強くなってきたんだろうなぁと思い、そんな子どもたちの姿に嬉しく思います。この姿を大切に、みんなで遊ぶ楽しさなどをもっともっと感じていきたいです!
公園への道中は安心して見ていられるくらい列になって歩けるようになった子どもたちです!ゆりぐみの頃からの姿を振り返るとそこでも子どもたちの成長を感じます。
公園に着くと遊具に行列を作って遊ぶ子どもたちでしたが、奥の原っぱの方に行くとへびいちごが生えているのを見つけ、「ここにもある!」「え!たべれるのかな?!」と興奮気味で大収穫していましたよ。袋に摘んで入れていると「いろみずになるかも!」と気付くのです。袋をもんで潰してみると赤く染まったのを見て、「どこかにおみずないかなー」と探していたのですが水道はなく…でも次会った時には袋に水が入っていたのです!どこのお水だ?と思っていると、ブランコの下に水たまりが溜まっていてその水をすくって色水を作っていました!!
水道がないならそれに代わるものを…と考えられる姿にさすがだなぁと思いました。
時間いっぱいまで遊んだ後は頑張ってこども園まで帰ってきました。子ども園に着くなり、「きゅうしょくあるー?」と聞いてくる子どもたちがかわいかったです。
ばらぐみになって初めての避難訓練をしました。朝の会の途中に火災報知器が鳴り、避難をする子どもたちだったのですが少し余裕そうな子どもたちで、避難するときも「おとがうるさいなー」「へへへへ…」と友だちと喋りながら避難をしていました。
ずっと訓練をしている慣れからどうしても大丈夫という気持ちが出てきたり、実際に火事になってないし、という気持ちからこのような姿に繋がってしまうのかなと思いました。
なので、終わった後に子どもたちともう1度避難訓練での約束の”おはしも”について確認をしました。確認をすると理解している子どもたちの姿があったので、その都度子どもたちと振り返りながら、自分たちで意識して避難をできるようにしていきたいです!
だんごむしが大好きなもも組さん。保育室に戻る時に、だんごむしとのお別れが悲しくて思わず涙するくらいだんごむし愛が大きい子どもたちです。そこで昨日からだんごむしのお家を保育室に用意してみました。「だんごむしなにたべるかな?」「はっぱたべるんだよ!」「これもたべるかな?」と、子ども達みんなで協力し合って、砂や落ち葉、小石などを観察ケースに入れてお家が完成!たくさんダンゴムシやバッタ、てんとう虫などを捕まえて観察ケースに入れて、保育室で観察を楽しんでいます。「あ、うごいてる!」「はっぱたべたかな?」と、いつもよりもじっくりだんごむしの動きを観察する子どもたちの姿が見られました。しばらく大切にお世話していこうと思います♪