登園してくると「今日も昨日やった怪獣のやつしよ~」と保育士を誘う子どもたち。いざホールへ行くと保育士が追いかける前から物凄いスピードで走ります。昨日の追いかけっこで決めたルールや遊びの流れを覚えていて、「次これやろ!」「ピアノの音もいるよね!」と子どもたちからの提案する姿がありましたよ。思い切り走り回る子どもの笑顔で心から楽しんでいると感じられました。体を動かして遊ぶことをあまり選択してこなかった子も今日は参加していて、さらにホールでの遊びが終わった後も保育士や友だちと追いかけっこを楽しむ姿がありました。
今日はホールで追いかけっこをしました。保育士が怪獣になると「キャー!!」と満面の笑顔で逃げていきます。怪獣がみんなの方を見ている時は石になって固まらないと食べられてしまうというルールを作ると、逃げていた足を止め石に!怪獣が子どもたちに近づくとドキドキとワクワクが入り混じったような表情になるのです。みんな石になれて怪獣が帰っていくとほっとして友だちと顔を合わせてにっこり!その後はまた怪獣に捕まらないように逃げていましたよ。
保育士が出ていた玩具片づけをしていると「僕は使ってない…」と伝えるのです。「そうだね、○○くんは使ってなかったよね。先生も使ってなかったけど、なくなっちゃうといけないから片づけてるんだ」と話すとすっと手伝ってくれました。保育士の言葉を聞いて、”片づけよう”という気持ちになったのかなとほっこり。「ありがとう、先生嬉しかったよ」と片づけ後に声をあけると満足そうに笑うのでした。思いやる気持ちが少しずつ育っているのですね。子どもたちの気づきや思いやる姿もしっかり認めていき、その都度声をかけていきたいと思います。
給食後、保育士や友だちとまったり過ごしていると保育士の膝に座ってぎゅっと抱き着いたり、甘える姿が…。普段あまり保育士にスキンシップを求めてこない子も隙間を見つけて温もりを感じに来ていましたよ。成長して、遊び方もお兄さん・お姉さんになったなあ思うこともたくさんありますが、まだまだたくさん大人とスキンシップもとりたい時期なのだなと改めて感じました。思い切り体を動かして遊びを楽しみつつもスキンシップをとることも大切にし、肌と肌の触れ合いもたくさんしていきたいです。
園庭に出ると「氷鬼しよ!」と保育士を誘う子どもたち。いつもは鬼決めやじゃんけんで鬼の人を決めているのですが、今日は「ぼくが鬼したい!」とひとりが名乗るとみんなが「いいよ~!」と言ってくれ決定!鬼が追いかけるのを「キャー!」と大笑いで逃げていく子どもたち。三角屋根の遊具を挟んで表情で駆け引きもしていて、ただただ逃げる、追いかけるだけではなくなってきているのだなと成長を感じました!そしていつもはいつの間にか自然消滅して遊びが終わっているのですが、今日は長い間みんなが楽しめていましたよ。
前から園にいる、冬眠をしていたカメをばらさんと一緒に起こしました。枯れ葉の布団を移動させると甲羅が出てきて「カメいるー!」と大興奮の子どもたち。地面に移動させて散歩をしたり、甲羅を触ってみたりしていましたよ。ばらさんとも「次貸して~」と言い合って順番で触ったり、抱っこの仕方を教えてもらったりと関わっていました。”触ってみたいけどちょっと不安…”な子もいたのですが、保育士と一緒にいることでちょんっと触ってみる姿もありましたよ。
今日はゆりぐみになって初めて体重測定をしました。昨日の帰りの会で話していたので朝の会が始まると「今日体重測定するんやんな?」としっかり覚えてくれている子どもたちです。どこまで脱ぐのか、並ぶときはどうするのかをすみれさんの時からしていた流れをみんなから教えてもらい、同じようにしようとなりました。いざ、朝の会が終わるとそれぞれ着替えに行く子どもたち。保育士の助けを借りずに各々準備する姿、靴下を脱ぎ忘れている子がいると「○○ちゃんくつした脱いでないで」と優しく伝える姿、測ってもらうのを並んで静かに待つ姿にたくましさを感じました!
ばらさんがどんぐりの森でたけのこ掘りをしているのに興味を持ち、同じようにたけのこを探す子どもたち。ばらさんのことをよく観察していて、いつもと違うスコップを使っている子がいると「どこでもらったの?」と聞いて同じように持ってきたり、”水をたけのこの周りにかけると掘りやすい”と聞くとすぐに実践したり…。保育士に「やって」と頼むのではなく、ばらさんの姿を見て真似してみる姿に驚きました!土が硬かったり深くまで掘らないと抜けず、根気がいる遊びですが、目を輝かせて諦めずに掘り続けていましたよ。
暖かい日が多くなり、ちょうちょや色んな虫がたくさん顔を出してくれるようになりました。園庭で虫探しをする子も増え、今日は大勢でダンゴムシを探す姿が…。ダンゴムシを見つけると容器に入れ、「先生見て!ダンゴムシおったで!」と嬉しそうに見せるのです。「おー!たくさん見つけたね」と思いに共感すると満面の笑顔に!なかなか見つけられず困っている友だちがいると、「こういう所にいっぱいおるんやで!」とおすすめの場所を指さして伝えたり、「僕が探したろ!」と自分のことのように夢中で探す姿もありました。
ごはん前には”お家の人に見せたい!”と子どもたちが自分で考え、容器に蓋をして大事に砂場の棚に入れていましたよ!
昨日の雨でできた水たまりに裸足で入っていく子どもたち。日陰と日が当たっているところとで水たまりの温度が違うようで、保育士や友だちと「こっちは冷たい!」「でもこっちはあったかいよ」と確かめます。足での感触を楽しむと、今度は泥団子を作ったり、両手を水たまりに入れて泥をかき集めたりと手でも感触を確かめていました。はじめは汚れるのが嫌で靴を履いていた子やスコップを使って泥遊びをしていた子も、周りが楽しむ姿に興味を持ち、自ら裸足になったり、手を使うようになっていましたよ。