1つの空き箱を2人で取り合っていて、「ジャンケンできめよう!」とお互いに話してジャンケンをするのです。納得してジャンケンをしたものの負けてしまうと「やっぱりほしい」と言って、勝った子は「だってジャンケンできめようっていってしたからいやだよ」と言うのです。
納得してジャンケンをしたけどやっぱり欲しいという思いと、最初に決めたんだから勝った子がもらえるんでしょというお互いの思いがあり、どちらの気持ちもわかり、受け止めていました。
「どうしよう…」と悩んでいると、負けてしまった子が、「ほんとはいやだけど、がまんしてあげる」と言うのです。それを聞いた勝った子は「ん~・・・・」と悩んでいる様子。すると、「いいよ。あげるから」と負けた子に譲ってあげるのです。
このように、状況を理解してほんとうは嫌だけど我慢をしようとする姿や、その姿を知ってやっぱ譲ってあげたいという気持ちが生まれてきたり…と、2人気持ちが揺れ動いているのが目に見えてその子どもたちの姿に嬉しく、感動しました。その2人の気持ちが嬉しくて、今までには見られない子どもたちの姿がだったので、この子どもたちの成長を認めていきたいと思いました!
ラキューをして遊ぶ子どもたちの中に「いっしょにあそぼ~」と言って入っていくとラキューでサイコロを作っていました。透明(子どもたちはキンキラのラキューと言っています)のラキューでを使って6面組み立てるのですが、それを転がして遊ぶのです。金色はきんかん(子どもは宝という表現しての”きんかん”)、赤色はマグマ、水色は水に流される、透明はクモの巣に引っかかる…など色分けで設定を作っていました。転がして出た面がきんかんだと、大喜びで、ラキューのタイヤのパーツがメダルになっていてそれを貰える。水色だと「みずにながされる~~~」と言って回りながら言ったり…面白いなぁ。。。と子どもたちの姿を見て感じていました。
子どもたちの考えた設定で遊び込み楽しむ姿がとても微笑ましかったです。
制作コーナーでは「えほんつくろう!」と言って自由画帳をくっつけて絵本を作っていくのです。別の紙にキャラクターや動物を描くとハサミで切り抜き絵本に貼り付けていました。そこからその動物たちが着る服を紙に書いて色を塗って切りぬくと、何度も貼り換えができるように後ろに輪っかのテープを付けて作っていくのです。着せ替えできるように沢山の服を作ったり、作った服が長くなると「きってもいい?」と言って切ると、切って使わなくなった方を装飾してもう1着服を作っていくのですよ!
また、描いた物にペンがついてしまうと、「ついちゃった!まあいっかい!ここをこうしたらいっか!」と言って間違ってついてしまったものも描き加えて完成させると納得するのです。
遊ぶ中でもいろんなことが起きても、”じゃあこうしたらいっか!”と自分で考えて制作していく子どもたちの姿に驚きと感心が止まりませんでした。
ゆりぐみの時は折り紙をするのに、まだまだ沢山おりたい気持ちや折ったものを大切にできない姿から広告の用紙を使っていました。しばらくしてから、折り紙を切ったり絵を描いたりせず、折って使うという約束で色折り紙を出し始めました。その時に子どもたちが1日に使える枚数を2枚と決めて使っていました。ばらぐみになっても変わらずその約束でしていたのですが、折りたいものが変わってきて2枚以上折り紙が必要だったり、繋げて作りたい思いがあって2枚では足りずに沢山使う姿も出てきていました。
そこで今日はみんなに「おりがみをいまは2まいだけど、たりるかな?」と問いかけてみると、「ん-4まいつかいたいときもある」「もっとふやしたい」と思いを言葉にする子どもたち。「じゃあなんまいならつくりたいものつくれるかな?」と聞くと、「10まい?」「でもそれではおりがみがなくなる」と子どもたちが話をしあっていました。「じゃあどうしようか…」となっていると、「じゃあ5まいは?」と言う子がいて、「いいね!」「5まいにしよう!」となり、今日からばらぐみでは1日5枚色折り紙を使えるとなりました!
少しずつ、自分が作ったものを大切にしたり使っていくということも子どもたちと一緒に考え伝えていこうと思います。
どんぐりの森に行って枯れ葉で遊んでいて、はっぱのおばけを作っているとそれを見て作る子どもたち。「できた~!」と嬉しそうに見せ合っていると、「みてみて!」と影を指さすのです。子どもが伝える方を見て見ると、はっぱのおばけの影が写っていたのです!!それを見た子どもたちも「ほんとだ~!」と気づいてそこから影で遊んでいました。子どもによっていろんな視点があり、気づかされることが多くて子どもの発見には驚きでした。
今日はずっと雨予報で外へ行けなかったので新聞でゲームをしてみました。ジャンケンをして負けたら新聞を曲げてもう1度ジャンケン…それを繰り返していき最後まで新聞の上に乗っていられた方が勝ちというゲームをしました!最初は保育士と子どもとでやっていると、それを見ていた子達が「たのしそう!わたしもやりたい!」と新聞を広げて子ども同士で遊び始めるのです。だんだん小さくなっていく新聞にハラハラしながらも「おちちゃう~」「もうこれいじょうしんぶんたためない~!」などと言いながら新聞の上でバランスを保っていました。
最初は2人でやっていたのが、気づいたら「こんどはみんなでやる?」と声を掛け合っていて3人でゲームをしていました。
雨の日はだいすきな外にいけないので、お部屋で楽しく遊べるゲームなどもたまには提案しながら楽しく過ごしていきたいと思います。
今日も外でダンゴムシ探しに夢中な子どもたち。葉っぱの裏や倉庫の下を覗いて探しているのです。コーンを退けてるとダンゴムシを発見し、「ダンゴムシおった!」とにっこり、嬉しそうな表情で手に取っていましたよ。
なかなかダンゴムシの姿が見えないと「おーい!ダンゴムシさーん!でておいで~」と呼び掛けるのですよ~!その姿がなんともいえない可愛さで、その姿に自然と笑みがこぼれました。
捕まえたあとは砂や葉っぱを集めてダンゴムシの家づくりに夢中でしたよ!
最近、ゆりぐみの時より鬼ごっこなどに参加してくる子が増えてきたように思います。以前までは鬼ごっこなどをしなかった子が、「わたしもいれてー!」と自分から入ってくることがあり、集団遊びを楽しめる姿に嬉しく思っています。
今日は氷鬼をするのに鬼決めで鬼を決めるのですが、鬼になった子が言葉ではなく”おにいやだな…”という気持ちを伝えるのです。それを感じた子は「やっぱ、かわりおにでもいいよ!」と言う姿がありました!氷鬼だと最初に鬼になってしまうと鬼ごっこ中はずっと鬼ということがわかっていて、かわり鬼だとタッチされたら鬼が変わるのでずっと鬼でなくて済むのです。このことをわかっていて「やっぱかわりおにでいいよ」と言える姿に、相手の気持ちを考えて提案してあげられる姿に優しい気持ちを持っているなぁ…と見ていて温かい気持ちになりました。
今日も楽しみにしていたゆりぐみさんとの散歩の日でした!
以前話をした時に「ゆりぐみさんとさんぽ行きたい!」と楽しみにしていました。話す中で子どもたちから、「ばらさんがゆりさんと手をつないでいくのはどう?」「ゆりさんをさそってあげる」など声があがってくるのです!優しい気持ちが沢山出てきて、ばらさんになったという意識や嬉しい気持ちからこのような事が出てくるのかなと感じました。
車道側をゆりさんが歩いているとそっとばらさんが車道側を歩いてあげたり、横断歩道を渡る時には「手をあげてわたるんだよ」と教えてあげる姿があり、大人が何も言っていなくても子どもたちが感じてそれを伝えられることがすごいなあ!と思いました。
公園についたら虫探しや鬼ごっこ、遊具などで楽しむ子どもたちでした!またお家でどんなことをして遊んだのか聞いてみてくださいね!
この春からたけのこ堀りに夢中な子が多いばらぐみさんです!この前「クッキングしたい!」という声があったのでホットプレートで焼いて食べたのですが、それ以降に「今度はたきびして食べたいな」と子どもたちから発信があり、今日は焚火をして炭火で焼いて食べました!
今日の日をとても楽しみにしていた子どもたち!下準備をしていると、”もっとたけのこがあってもいいかも!”となると、急いで堀に行くのでした。森や丘を見てみると、ばらぐみの青帽子が点々と見えてその光景が微笑ましかったです。
そして朝の会では夏野菜のことを決めたり、明日はゆりぐみさんと散歩に行く予定があったりと、楽しみたくさんで子どもたちもとっても嬉しそうな表情でした!