子どもたちのだいすきな体育教室!5月に入ってカレンダーに予定が書いてあるのを見て、この日を待っている子どもたちでした。
始まって石井先生の姿が見えるだけで「ニヒヒヒ…」と笑顔が止まらない程、だいすきな子どもたちなのです!久しぶりの体育教室では柔軟体操をしたり、かえる跳びをしてそこからでんぐり返しに挑戦しました。ゆりぐみの時にはクルンっと回れなかった子も回れるようになったり、挑戦する姿も見られ、成長を感じました。
一方で、”失敗したらどうしよう…”と感じている子も多く、みんなと同じように参加できないこともあります。その思いや姿を受け止めながら、その子ができることをみんなと一緒に参加したり、一緒に挑戦するという経験もしていきたいと思っています!
ばらぐみになって初めてのリトミックでした。「ゆりぐみさんのときにやったことおぼえてる?」と聞いてみると、「おぼえてる!」「た・こ・や・き・た・べ・よ、とかしたよねー!」「あとスッテーキたべよもあった!」と思い出して楽しそうに話す子どもたち。「きょうもするかなー?」と言うと「きょうはなにするんやろ…」「たのしみ!!」と期待いっぱいでしたよ。
今日は足はゆっくり歩くが手は速く叩く、2つの動きを同時にするということをしました。私も一緒にやってみましたが大人でも難しいなと感じたので、子どもたちからしたらもっと難しいんだろうなぁと思いました。初めてだったのでまだまだ難しくできなくてもこれから繰り返していく中でできるようになっていくと良いなと思います。そのためにも、わからなく困っている子やなんとなくでやってしまっている子の側にいって、子どもたちと一緒にやっていきたいと思います!
今日は園庭にアサガオを植えました。朝の会で話をしてたので、外に出ると「わたしもやりたい!」「やってもいい?」とどんどん集まってくる子どもたち。指で土に穴を開け、その中に種を入れるのを見て、”やってみる!!”と自分たちで植えていくのです。途中種を入れた物の上から土をかぶせるのを忘れているところが何か所かあり、「うわ!ここだれかわすれてるよ~(笑)」と言って楽しくやっていましたよ。植え終わると「つぎはみずをあげなくちゃね!」と自分たちで気づいて水やりもやっていくのです!植えたら終わりではなく、ちゃんと水やりまでをやりきる姿に驚きました!
水やりの後に植えたところを見ている子が数人いて、すると…「あ!もうはえてる!」「こっちもはえてきてるよ!!!」と土から出ている葉っぱを見て”水をあげたからもう生えてきたんだ!”と喜ぶ姿がとってもかわいらしかったです。
お休み前から、GW中のお出かけや休みが長いことにワクワクな子どもたちでした。登園してくる子どもたちは、嬉しそうに「○○したよ!」「公園行った!」「お出かけしたよ」と沢山楽しかったお話を教えてくれました!
そこで、朝の会の時にも「ゴールデンウイークどうだった?なにした~?」と聞くと、手を挙げて自分の話を言うのを待っている子がいたのでその子を当ててピアノの前に立ち、自分が休み中に何をしたのかを話す機会を作りました。
当てられた子はちょっと恥ずかしそうにしながらも、楽しかった話をニコニコな顔でみんなに向けて話していましたよ。みんなはそれを真剣に聞いて「あ!そこ行ったことある!」「え、どんな公園?」と質問をしていました。楽しい話をみんなで共有して、子どもたちもその時のことを思い出しながら嬉しそうでした!
1つの空き箱を2人で取り合っていて、「ジャンケンできめよう!」とお互いに話してジャンケンをするのです。納得してジャンケンをしたものの負けてしまうと「やっぱりほしい」と言って、勝った子は「だってジャンケンできめようっていってしたからいやだよ」と言うのです。
納得してジャンケンをしたけどやっぱり欲しいという思いと、最初に決めたんだから勝った子がもらえるんでしょというお互いの思いがあり、どちらの気持ちもわかり、受け止めていました。
「どうしよう…」と悩んでいると、負けてしまった子が、「ほんとはいやだけど、がまんしてあげる」と言うのです。それを聞いた勝った子は「ん~・・・・」と悩んでいる様子。すると、「いいよ。あげるから」と負けた子に譲ってあげるのです。
このように、状況を理解してほんとうは嫌だけど我慢をしようとする姿や、その姿を知ってやっぱ譲ってあげたいという気持ちが生まれてきたり…と、2人気持ちが揺れ動いているのが目に見えてその子どもたちの姿に嬉しく、感動しました。その2人の気持ちが嬉しくて、今までには見られない子どもたちの姿がだったので、この子どもたちの成長を認めていきたいと思いました!
ラキューをして遊ぶ子どもたちの中に「いっしょにあそぼ~」と言って入っていくとラキューでサイコロを作っていました。透明(子どもたちはキンキラのラキューと言っています)のラキューでを使って6面組み立てるのですが、それを転がして遊ぶのです。金色はきんかん(子どもは宝という表現しての”きんかん”)、赤色はマグマ、水色は水に流される、透明はクモの巣に引っかかる…など色分けで設定を作っていました。転がして出た面がきんかんだと、大喜びで、ラキューのタイヤのパーツがメダルになっていてそれを貰える。水色だと「みずにながされる~~~」と言って回りながら言ったり…面白いなぁ。。。と子どもたちの姿を見て感じていました。
子どもたちの考えた設定で遊び込み楽しむ姿がとても微笑ましかったです。
制作コーナーでは「えほんつくろう!」と言って自由画帳をくっつけて絵本を作っていくのです。別の紙にキャラクターや動物を描くとハサミで切り抜き絵本に貼り付けていました。そこからその動物たちが着る服を紙に書いて色を塗って切りぬくと、何度も貼り換えができるように後ろに輪っかのテープを付けて作っていくのです。着せ替えできるように沢山の服を作ったり、作った服が長くなると「きってもいい?」と言って切ると、切って使わなくなった方を装飾してもう1着服を作っていくのですよ!
また、描いた物にペンがついてしまうと、「ついちゃった!まあいっかい!ここをこうしたらいっか!」と言って間違ってついてしまったものも描き加えて完成させると納得するのです。
遊ぶ中でもいろんなことが起きても、”じゃあこうしたらいっか!”と自分で考えて制作していく子どもたちの姿に驚きと感心が止まりませんでした。
ゆりぐみの時は折り紙をするのに、まだまだ沢山おりたい気持ちや折ったものを大切にできない姿から広告の用紙を使っていました。しばらくしてから、折り紙を切ったり絵を描いたりせず、折って使うという約束で色折り紙を出し始めました。その時に子どもたちが1日に使える枚数を2枚と決めて使っていました。ばらぐみになっても変わらずその約束でしていたのですが、折りたいものが変わってきて2枚以上折り紙が必要だったり、繋げて作りたい思いがあって2枚では足りずに沢山使う姿も出てきていました。
そこで今日はみんなに「おりがみをいまは2まいだけど、たりるかな?」と問いかけてみると、「ん-4まいつかいたいときもある」「もっとふやしたい」と思いを言葉にする子どもたち。「じゃあなんまいならつくりたいものつくれるかな?」と聞くと、「10まい?」「でもそれではおりがみがなくなる」と子どもたちが話をしあっていました。「じゃあどうしようか…」となっていると、「じゃあ5まいは?」と言う子がいて、「いいね!」「5まいにしよう!」となり、今日からばらぐみでは1日5枚色折り紙を使えるとなりました!
少しずつ、自分が作ったものを大切にしたり使っていくということも子どもたちと一緒に考え伝えていこうと思います。
どんぐりの森に行って枯れ葉で遊んでいて、はっぱのおばけを作っているとそれを見て作る子どもたち。「できた~!」と嬉しそうに見せ合っていると、「みてみて!」と影を指さすのです。子どもが伝える方を見て見ると、はっぱのおばけの影が写っていたのです!!それを見た子どもたちも「ほんとだ~!」と気づいてそこから影で遊んでいました。子どもによっていろんな視点があり、気づかされることが多くて子どもの発見には驚きでした。
今日はずっと雨予報で外へ行けなかったので新聞でゲームをしてみました。ジャンケンをして負けたら新聞を曲げてもう1度ジャンケン…それを繰り返していき最後まで新聞の上に乗っていられた方が勝ちというゲームをしました!最初は保育士と子どもとでやっていると、それを見ていた子達が「たのしそう!わたしもやりたい!」と新聞を広げて子ども同士で遊び始めるのです。だんだん小さくなっていく新聞にハラハラしながらも「おちちゃう~」「もうこれいじょうしんぶんたためない~!」などと言いながら新聞の上でバランスを保っていました。
最初は2人でやっていたのが、気づいたら「こんどはみんなでやる?」と声を掛け合っていて3人でゲームをしていました。
雨の日はだいすきな外にいけないので、お部屋で楽しく遊べるゲームなどもたまには提案しながら楽しく過ごしていきたいと思います。