今日はゆりぐみ最後の日でした。数日前から「もう少しでゆりさん終わりだね」「いやだな~でもばらさんにはなりたいな」と寂しい気持ちと楽しみな気持ち半分な様子の子どもたちでしたよ。
今日で最後の子もいるので午後からはお別れ会をしたいと思います!
朝の会が終わった後はいつも通りそれぞれに好きな遊びの時間を楽しみました。給食の時には今日で最後の子と食べようと「一緒に食べてもいい?」と誘ったり、子どもたちも今日で最後で終わりと感じているんだなと、その姿を見て感じました。
寂しい気持ちもありますが、これからのみんなの始まりに、いままで一緒に過ごしてきた時間が子どもたちにとって思い出の1つになり、力になっていくといいなと思います!
ゆりぐみさん、いちねんかんありがとう!
今週でゆりぐみが終わるので、次はこの部屋を誰が使うのか、みんながばらぐみになった時にどんな部屋や下駄箱を使いたいのかをみんなで考え話をしました。自分たちが使っている部屋は「すみれさんが使う!」とわかり、自分たちはばらぐみになる!と言う子どもたち。「じゃあどんなお部屋だったらいいかな」と問いかけると、「綺麗な部屋!」「だから掃除する!」と子どもたちから声があり、朝の会の後に下駄箱とロッカーの掃除を自分たちでしました。
「お掃除するぞ!」とやる気満々な子どもたちは、ロッカーの中を水拭きしたり、下駄箱に入れてある木の枝やどんぐりなどを持ち帰るのかリセットするのかを自分で決めてもらい掃除をしました!きれいになってくると「ピカピカになったよ~」と嬉しそうな子どもたちでした!
来年はばらぐみになる子どもたち。なので子どもたちもばらさんになったらこんな風にするという見通しを持てたり、期待を持てるようにという思いで、今日は卒園式の練習を見に行きました。行く前に「もうちょっとでばらぐみになるね」と話をしていると、「わたしはやさしいばらさんになりたいな~」と言ったり、”こんなばらさんになる!”と気持ちを持ってワクワクしているんだな~と感じました。
ベンチに座ってばらさんの姿を見る子どもたちは、真剣にたまににこにこしながら見ていましたよ。式中もベンチに座って見ていられる姿に、成長したなとしみじみと子どもの成長を感じていました。終わって「ゆりさんどうだったー?」と聞かれると、「かっこよかった!」「もうちょっと大きい声で歌うといいね!」と意見を言う子どもたち。真剣に見ていたからこそ出てきた言葉で微笑ましかったです!
朝の会をしていると、避難訓練の放送がかかり「あ!」と気づく子どもたち。子どもや職員も予告なしの訓練なので、子どもたちも少し驚いていましたが、すぐに頭を押さえて机の下に隠れるのです。でも少し余裕も出てきているようで、お喋りする声がいろんな所で聞こえてきました。その反面、揺れが収まり外に避難している時にお友だちが喋っていると、「シーっ!だよ」と教えてくれる子もいました!
訓練が終わった後にみんなでそのことについて話し合いをしました。実際聞くと「しゃべってると逃げ遅れちゃうからだめ」などと意見を沢山言ってくれるのですが、訓練の時はおしゃべりが楽しくなって…という姿もあり、その度に子どもたちと今日はどうだったのかを振り返り、一人ひとりが意識していけるといいなと思いました!
また、友だちに教えてあげる姿も子どもたちにも伝え、”自分もそうしよう!”と意識していけるといいなと思います。
制作コーナーで「ネイルしよ~」と言ってなにやらしている子ども達。初めに「みて~」と見せに来た時にはセロハンテープを爪に貼って着け爪を作っているのです。「おもしろいね!」と作ったものを認めながらも、「テープは貼るものだね!なにか違う方法で作れるかな~」と声をかけると、「やってみる!」と言って再び制作コーナーに戻っていくのです。しばらくすると「こんなのできたよ!」と言って白い紙に爪の形を描いて色を塗って着け爪を作っていました!それを切ってテープで貼り付けてとっても嬉しそうな表情をしていましたよ。
何色か紙に色を塗って一つひとつ爪の形に切って作っていく子どもたちでした!
子どもには以前からお知らせしていた内科検診の日でした。昨日の帰りの会の時も「明日は内科検診があるよ」と言うと、「おなかみてもらうの?」「いたい~?」と聞く子ども達。「痛いことはないよ。みんなの体が元気かどうか心臓の音を聞いたり、首を触ってみてもらうよ」と伝えると、「あ!そうか~!」「それやってもらったことある」と言って経験したことと繋がり安心しているようでした。今日の朝も「痛いことする?」と不安そうな子がいると、「昨日先生が痛いことしないよって言ってたよ」と教えてく上げる姿もありました!
内科検診の時も自分一人で立ち、病院の先生に言われるまま検診を受ける子どもたちでした。自らやっていける姿に安心して見ていくことができました。
朝いつものように制作あそびに夢中な子どもたち。すると「せんせい見てー!」と作った物を見せるのです。透明の容器に色を塗って太陽に透かすと、綺麗な影が見えることに気が付くのです!その子どもの発見に驚きました!!
また、「せんせい、マヨネーズの色!」と言ってくる子どもがいて見ていると、ラキューの白とオレンジと黄緑のラキューをパーツにはめこみまわすと…回転したラキューがマヨネーズの色に変化!その様子にも驚きが止まりませんでした。
このように遊びながらいろんな発見をしていてとても面白いなと思いました!また、子どもたちもその発見に気づいた時にはとっても嬉しそうな表情を浮かべています。
以前からも製作やラキューを作るのに、イメージしたものを形にできる力があるなと感じていましたが、最近も更にそう感じることがあります。
ゆりぐみでは子どもたちが作りたいものをイメージして作ったり、それを互いに認め合っていく姿が出てくるといいなと思いあえてラキューなどの説明書を置かないようにしています。
今日はラキューで一緒に遊ぶのに子どもが棚から作ったものを棚から出しているのを待っていると、「え!これなんか説明書見て作ったの?」と聞くと、「違うよ。自分で考えたんだよ!」と言うのです!その完成度にも驚いたのと、自分でこれを作りたいと思いそれを説明書をなしに形にしていけるのに感心しました!
最初から自分でイメージしたものを形にしてそれで嬉しそうに遊ぶ姿が多かったのですが、今も変わらずその姿はあります。これからも既製なりすぎず、イメージしたものを形にする姿を大切にしていきたいと思います。
日中、友だちの泣く声を聞いて遊ぶ手を止めて「○○ちゃん困ってるみたい」と保育士に伝えてくれる子が…。すぐに側に行くことができなかったので、「○○したらお話聞きにいくね」と言うと、すぐに泣いている子の所へ駆け寄るのです。「○○ちゃんどうしたの」と目線を合わせて話を聞いたり、「○○だったんだね」と思いに共感していて驚きました。その後の保育士と泣いている子や相手の子のやり取りが終わるまで側で見て聞いていて、心配してくれていたのだなと感じました。
さらに給食中にも、少し離れたところにいる友だちの表情を読み取って「○○ちゃん困ってるよ」と保育士に伝える子もいて、友だちを思いやる姿に心が温かくなりました。素敵な姿も沢山認めて、クラスでも共有していきたいです。
外でままごとを楽しむ子どもたちで、行ってみると「今パンケーキ焼いてるんだぁ!」とクッキングをしていました。「先生もいれてー」と輪の中に入ると、「私もいれてー」「僕も!」と言ってどんどんと人数が増えてきて、みんなそれぞれでごちそうを作りにいくのです。アイスを作ったり、ラーメンを作って「ラーメンにはコーンをいれなくっちゃね!」と言って和気あいあいとままごとを楽しんでいましたよ!
食べた後は「森のキャンプにいこう!」と言って汽車の遊具に乗ってキャンプへみんなで向かいました!たけのこの丘に行って散歩に行ったり、どんぐりの森へ行ってキャンプも楽しみました!